トップページをお読みになった方はご存じでしょうが
弊店は個人経営の小さな工務店です。
完全な個人経営で会社でもありません。当然社長も存在しません。
20年ほど前まではうちのような「大工さん」はたくさんいましたが、
時代の流れで少なくなってしまいましたね。
さて、「大工さん」に直接注文する場合のメリットについて書くことにします。
それが弊店の新築住宅に対する考え方と捉えて頂ければ幸いです。
1☆大工に直接頼んだ方が安い?
昔から小規模工務店のうたい文句としては
宣伝費や営業の社員がいない分安くできる・・・。
そんなことが言われていました。
でもこれは言っている人の知識が足りないか、
もしくは自分に不都合なことを隠しているといえます。
確かに、規模が小さくなるほど
必要な経費の割合は少なくなりますが、
材料に関しては規模が大きいほど大量仕入れで
コストを抑えられることを忘れてはいけません。
このような理由から、私は価格的に大きな差は生まれないと考えています。
ただし、規模が大きい所は大量仕入れをしているので、
お客様にとっては『製品の選択肢』が少なくなる弊害が生まれてしまいます。
また、最近は過剰な下請け叩きが原因で
各業者さんの『工事品質低下』も懸念されます。
価格のみにとらわれず、心を込めた手作りの家を考えてみませんか?
2☆要望が伝わらない
ハウスメーカーなどの場合、
工事中お客様の思いつきで生じたちょっとした変更なども
『それなりの手順』が必要になります。
より多くの人を通すほど必要な情報は
歪められ伝わるのに時間が掛かる可能性があります。
例えば、窓を少しだけ大きくしたい、なんて要望が出た場合。
現場に工事に対するすべての権限を有している「棟梁」が常駐する
『大工直営店』であればその場で発注の変更や
サッシを取り付ける枠の変更ができますが、
現場の大工さんに要望を伝えても監督さんや営業さんの
許可がないと行動できない場合、連絡が遅れて外壁を
貼ってしまって対応できなかったなんてこともあるかと思います。
「棟梁」がその場にいれば変更に関する予算なども
即決できることも多いですし、思い通りの家が造りやすいです。
3☆小さなことでも気軽に相談
家を建てて何年かして少しリフォームしたい時、
気軽に相談できる人がいると良いですね。
ハウスメーカなど大きな会社ですと、
新築時の担当者は転勤していなかったり、
辞めてしまう人も多くいるそうです。
リフォームや修理の依頼などでそういった理由で
いろいろ探して弊店にたどり着いた人もいらっしゃいます。
建てた会社が倒産したとかあの会社には
二度と頼みたくないなんて穏やかじゃない話もありますが(汗;
永く暮らす大切な家です。
建て主さんと工事をする者、お互い良いつきあいを永く続けたいと思います。
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