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長引く不況、先の見通せない経済状況で庶民の暮らしは一向に楽になりません。
贅沢は敵、無駄を押さえて質素な生活を営む人が多くなりました。
住宅に関しても全体に無駄を押さえて安価に建てられる家の需要が増えていると思います。目安として1000万円を設定してみましょう。
単純に1000万円と言っても、あまりにも漠然としていますね。
坪100万の豪華仕様であれば10坪の家しか出来ません。
構造用合板打ち放しの倉庫仕様あばら屋であればかなり大きな家も可能です。
また、ローコストハウスメーカーの常套手段の「本体価格」なのか、実際に居住可能な状態での引き渡し価格なのかでも大きく違います。
漠然と1000万円と言っても雲を掴むような話で具体性がありません。
一般論として、家族4人が過不足無く暮らせる規模の家で、1000万円前後を目標とした場合に検討するポイントを考えていきたいと思います。
下記基本条件を設定することにします。
1.居住予定は親子4人の核家族
2.構造は木造在来工法とする。
3.居住可能な状態での価格を基本とするが、お施主様の好みで
金額の変動が多い照明器具、カーテンは別途とする。
4.価格に設計料、各種届け出費用、立地条件で変動のある給排水の
取り付け費用は含まないものとする。
5.地域による工事単価の違いもありましょう、名古屋または尾張北部に建築と仮定します。
6.社会的条件で変動する可能性のある消費税は別途とする。
当然ですが、お客様のご要望、工事条件により工事価格は大きく変動してしまいます。正直な話、1000万円はかなり厳しい水準です。価格にとらわれて妥協の塊になってしまっては愛着も無くなってしまいます。1000万円の枠にとらわれず、安くても住みやすい家を考えましょう。
では、ローコスト住宅について皆さんと一緒に考えましょう。
>>>1.価値観の変化
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